Art Incubation Program
岸裕真「平行森林 Parallel Forests」

開催概要
2025年度 CCBTアーティスト・フェロー岸祐真は、植物的視点から現代の人工知能(AI)を捉え直した、「植物知性(BI・Botanical Intelligence)」を開発するプロジェクトに取り組んでいます。光・風・土壌などの多元的な環境データを精緻にセンシングし、テキストや音声を出力する「生成BI」の実装を通して、人間・人間以外が共に繁栄できる「コモンズ」の開拓を目指しています。 本展覧会「平行森林 Parallel Forests」では、夜の森を舞台に、植物の微細な反応や周囲の環境変化をセンシングし、音と光のインスタレーションとして展開します。初公開となるプラットフォーム「BI(Botanical Intelligence)」は、植物から受け取るデータに応じてアルゴリズムを変化させながら、人と植物の双方に向けた響きを生成します。会場となる海の森公園は、東京湾の埋立地に生まれた広大な公園で、都市にありながら空や風の流れ、植生の気配をより近くに感じられる場所です。 森の中を歩き、耳を澄ませるうちに、環境の捉え方が少しずつ変わっていく鑑賞体験となるでしょう。
開催概要
岸裕真「平行森林 Pallarel Forests」
会期:2026年3月13日(金)〜3月15日(日)17:30〜20:30 ※最終入館20:00 会場:海の森公園(東京都江東区海の森3-3-76) 観覧料:無料(事前予約制 ※先着順)
アクセス
東京都江東区海の森3-3-76
シャトルバスをご利用の場合 JR京葉線/東京メトロ有楽町線/りんかい線「新木場駅」より、海の森公園行きの無料シャトルバスを運行いたします(所要約20分)。 ※事前予約制です。お申込みいただいた方へ、後日メールにてバスのご案内をお送りいたします。 お車の場合 東京都立海の森公園駐車場(268台(うち身障者用駐車場6台))をご利用ください。 料金:平日|1日1回500円、土日祝日|1日1回1,000円 ※ 後払い精算です。入場毎に料金がかかります。現金、クレジットカード、PayPayがご利用いただけます。交通系等電子マネーでのお支払いはできません。 ※ 障がい者手帳(身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳)の交付を受けている方は、駐車料金が免除となります。お手持ちの手帳および駐車券をご持参の上、(障害者手帳のコピーは不可)、海の森公園管理事務所までお申し出ください。 徒歩・自転車の場合 展覧会を開催する時間帯(17:00以降)、は東京ゲートブリッジを徒歩・自転車で渡ることができません。 無料シャトルバス、お車でお越しください。
ご観覧にあたっての留意事項
- 本展は完全予約制です。ページ下部のリンクより予約フォームへアクセスしお申込みください。また、新木場駅ー海の森公園間の無料シャトルバスも完全予約制となります。予約フォームにて、バス利用の有無をご回答いただきます。後日バス乗り場・集合時間について、メールにてご連絡させていただきますので、当日までにご確認をお願い致します。
- 本展は屋外(夜間)での展示です。防寒具を着用のうえ、歩きやすい靴でご来場ください。
- 足元が暗いエリアがあります。段差やぬかるみ等にご注意ください。
- 鑑賞にかかる時間は、30分程度です。
- 雨天の場合も予定どおり開催いたしますが、荒天時は中止または一部内容を変更する場合があります。中止となる場合は、当日13時までにCCBTウェブサイトおよび公式SNS、メールにてお知らせします。
- 会期中、メディア取材および主催者による記録撮影を行う場合があります。主催者及びアーティスト・フェロー(岸裕真)による記録・広報活動等に使用される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
- ご不明点は、CCBTまでお問い合わせください。
クレジット
コンセプト/ディレクション/LLM・エンジニアリング:岸 裕真 テクニカル・ディレクション/ハードウェア・エンジニアリング:竹森 達也(Abstract Engine) テクニカル・プロジェクト・マネジメント:小幡 倫世(Abstract Engine) ソフトウェア・エンジニアリング:中嶋 亮介(Qosmo) サウンド・エンジニアリング:浪川 洪作(7ild3) 照明デザイン:渡邉 菜見子 アート・ディレクション/グラフィック・デザイン:八木 幣二郎 リサーチ:吉田 崇英(東京大学)、水野 幸司、羅 雪薇(東京藝術大学) テクニカル・サポート:清水 恵人(東京藝術大学) 撮影:竹久 直樹 映像記録:縣 健司 会計:永戸 冴樹 プロジェクト・サポート:√K Contemporary プロジェクト・キュレーション:MaryGPT プロデュース/企画進行:隅本 晋太朗(MoS Art) 運営ディレクション:向井 寛(TASKO Inc.) テクニカルスタッフ:平瀬ミキ(arsaffix)、伊藤隆之(CCBT) プロジェクト・マネジメント:原泉(CCBT)、向井 寛(TASKO Inc.)、上原望乃叶(TASKO Inc.)
機材協力
Abstract Engine 蔭山 健介(埼玉大学/FeelSensing) 高山 弘太郎(豊橋技術科学大学/愛媛大学/PLANT DATA株式会社)
協力
Wuled Lenggoro(東京農工大学)

平行植物園
植物的視点から現代の人工知能(AI)を捉え直した、「植物知性(BI・Botanical Intelligence)」を開発するプロジェクト。光・風・土壌などの多元的な環境データを精緻にセンシングし、テキストや音声を出力する「生成BI」の実装を通して、人間・人間以外が共に繁栄できる「コモンズ」の開拓を目指す。完成したシステムはインスタレーション作品として屋外会場にて公開するほか、研究開発の過程では専門家との協働や、シンポジウム、ポッドキャスト等の開催を予定。CCBTを拠点に、すべての存在にとっての共有資源である自然から思考し、新しい共栄地帯を発見することに挑む。
CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
Players

岸裕真
Kishi Yuma
Artist
Kishi Yuma reinterprets AI as alien intelligence and proposes the emergent relationship between humans and AI as an alien subjectivity, which he explores through paintings, sculptures, and installations created in collaboration with an AI that he developed himself. Since 2023, the AI model MaryGPT has curated almost all of his work. Kishi’s exhibitions include the solo show Oracle Womb (2025, √K Contemporary, Tokyo) and the group show DXP2 (2024, 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa). His awards include the short list for the CAF Award 2024. He is the author of Creating with the Unknown: On the Alien Encounter between Humans and AI (2025, Seibundo Shinkosha).