アート・インキュベーション
山内祥太×小崎哲哉 クロストーク「In Between…Us?とは何か」

開催概要
登壇者:小崎哲哉(著述家、アーツプロデューサー)、山内祥太(アーティスト)
2025年度CCBTアーティスト・フェロー山内祥太のプロジェクト「未知との遭遇」は、未知なるものとは何か、という問いを出発点に、言語による把握を超えて立ち現れる関係性を探ることで、新たなコミュニケーションの形を構想する試みです。 本プロジェクトの核となる展覧会「In Between…Us?」は、二会場を横断して展開します。 中目黒公園では、未知なる存在を体感する場が立ち上がり、ギャラリー・青山目黒では、本作がかたちを成すまでの生成の過程が公開されます。 本展覧会に関連し、著述家/アーツプロデューサーの小崎哲哉氏を迎えたトークイベントを開催します。山内自身が制作の背景や構想の変遷を語りながら、小崎氏との対話のなかで本作が孕む不可解さにあらためて向き合います。未知と遭遇する出来事を、私たちはどのように経験しうるのか。あるいは、経験しえないのか。その揺らぎのなかに身を置きながら、対話を重ねます。
アクセス
会場:ギャラリー・青山目黒(東京都目黒区上目黒2−30−6)
プロジェクト「未知との遭遇」
「未知なるものとは何か」という問いを出発点に、言語の枠組みに依存しない、新たなコミュニケーションの形を構想するプロジェクト。パフォーマンス&インスタレーションとして屋外での発表を予定しており、未知なる存在と人間が重なり合っていく瞬間を描く。未知なる存在は、公園の中に息づくように光や音を介して現れ、人間の身体は次第にその光と共鳴し、やがて言葉なき交信がはじまる。観客はその過程を目撃しながら、存在の境界が揺らぐ瞬間に立ち会うことになる。

CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
プレイヤーズ

小崎哲哉
Ozaki Tetsuya
著述家、アーツプロデューサー
2000年にカルチャーウェブマガジン「REALTOKYO」を、2003年に現代アート雑誌『ART iT』を、2012年にカルチャーウェブマガジン「REALKYOTO」を創刊し、あいちトリエンナーレ2013ではパフォーミングアーツ統括プロデューサーを担当した。編著書に人類による20世紀の愚行をまとめた写真集『百年の愚行』(2002年、Think the Earth)『続・百年の愚行』(2014年、Think the Earth)、著書に『現代アートとは何か』(2018年、河出書房新社)『現代アートを殺さないために』(2020年、河出書房新社)がある。2019年にフランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエを受章。2026年秋に『デュシャンの骰子』(仮)を刊行予定。
